日時2019年5月23日(木)14:40~17:00
場所千里ライフサイエンスセンター 501~503会議室
〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町 1-4-2
参加費無料(事前申込み不要)

プログラム

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(司会:伊藤 伸哉)

  • 14:40~14:45 開会の挨拶………………木野 邦器
     
  • 14:45~15:45  講演1「臨床応用を志向した人工知能を活用した医療システムの開発」
                ……浜本 隆二(国立がんセンター研究所)

近年の人工知能(AI)技術の飛躍的な進歩により、医療ビッグデータの解析が可能な時代となってきた。特に、深層学習技術の台頭により、医用画像解析・ゲノム解析を中心に、AI技術を疾患の診断・治療及び創薬などへ応用する試みが世界レベルで進んでいる。現在世界の潮流となりつつある、プリシジョン・メディシンの推進には最新のIT技術やAI技術が必要不可欠であることは間違いなく、医療現場との密接な連携の中、最先端IT技術を取り込み、世界の開発競争に勝ちうる体制を我が国で構築していくことが急務であると考えている。

(座長:伊藤 伸哉) 

  • 15:45~15:55 休憩
     
  • 15:55~16:55 講演2「バイオイメージ・インフォマティクスの可能性」
                …………内田 誠一(九州大学)

多くの生命現象は、顕微鏡等を通して画像観察されている。本講演では、こうした画像を解析する研究分野「バイオイメージ・インフォマティクス」について紹介する。一般的な情景画像に比べ、バイオイメージの解析には困難な点が多い。その困難性は、時空間低解像度、高ノイズ、低コントラスト、見えの情報の不足、不定形、境界不明瞭、類似多物体の存在、など枚挙に暇がない。逆に言えば、画像情報学的には極めてチャレンジングで興味深い課題でもある。本講演では、協働研究例を通して、これらの点を具体的に説明する。

(座長:堤 浩子)
 

  • 16:55~17:00 閉会の挨拶………………上平 正道
     

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