生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2013 報告
2013年7月13日~7月14日の2日間にわたり、宮崎県フェニックスシーガイヤリゾートにて若手会夏のセミナー2013を開催しました。
今回の開催地宮崎県フェニックスシーガイヤリゾート内のコンベンションセンターは2000年7月12~13日に九州沖縄サミット G8外相会談が行われた会場です。13年後の同日に、全国各地を代表した生物工学若手メンバーによる夏のセミナーサミットとなりました。
参加者数は、一般79名、学生63名の計142名と史上最大規模となりました。
なお、夏のセミナー初日の企画講演会(第5回九州学生本格焼酎プログラムQSP)と本格焼酎試飲会については、九州本格焼酎協議会との共催イベントとして開催され、宮崎大学の学生50名も加わりました。
夏のセミナー2013の初日の開始です。
企画講演会(QSP宮崎)についての水光正仁先生からのご挨拶。
夏のセミナー2013についての挨拶と進行について実行委員の後藤と榊原から説明。
企画講演会講演会が始まりました。
米焼酎、麦焼酎、芋焼酎、ソバ焼酎と個性の違う主要な焼酎の歴史、文化、製造法、飲み方までの
説明がありました。
本格米焼酎について
那須 慶介 先生(高橋酒造)
麦焼酎の製造技術とおいしい飲み方
髙下 秀春 先生(三和酒類)
芋焼酎の造りと応用研究の紹介
宮川 博士 先生(霧島酒造)
そば焼酎の魅力
金丸 兼三 先生(雲海酒造)
アルコールの体質検査と飲酒の功罪
木下 健司 先生(武庫川女子大学)
質問する学生
隣の部屋に移って、試飲会です。途中からポスター発表が始まります。
飲み過ぎないように。
いよいよポスター発表です。61題(学生49題、一般11題)の発表が行われました。
バスで懇親会会場と宿泊先のサンホテルフェニックスへ移動しました。
懇親会の開始です。
若手の会夏のセミナーのご常連の小林元太先生に
乾杯の挨拶をいただきました。
恒例の研究室紹介&自己PR
H24年度飛翔賞受賞者も多数ご参加頂きました。 広島大学
京都大学 九州大学 (発酵化学)
九州大学 (微生物工学) 宮崎大学
終夜貸し切りの部屋へ移動。
夏のセミナーのメインイベントの交流会です。
とにかく交流です。どんどん、知らない異分野の人と交流しましょう。
2日目に突入しました。
再びバスにのって、コンベンションセンターへ。
特別講演会の開始です。
沿岸堆積物における硫化水素の動態とmagnetite
左山 幹雄 先生(産業技術総合研究所)
生物工学と私
飯島 信司 先生(名古屋大学)
アセトン・ブタノール発酵の温故知新
小林 元太 先生(佐賀大学)
博士号取得者が社会で価値を創り出すための
方法論の開発
富田 悟志 先生(タイテック)
ポスター賞授賞式です。
おめでとうございます。
(学生の部)
- 里村 淳 (京大院農)
熱耐性Saccharomyces cerevisiae YK60-1の育種と熱耐性獲得機構の解析
- 西田奈央 (京大院農)
酵母の有機溶媒への応答機構
- 山口雅紀 (九大院工)
磁場誘導型遺伝子発現システムの開発
- 相馬悠希 (九大院農)
工学的応用に向けた人工遺伝子回路の開発
- 村上菜緒 (九大院農)
乳酸菌によるグリセロールからのカーボンロスを伴わない光学活性乳酸とエタノール生産
- 馬場保徳 (東北大院農)
ルーメン液によるリグノセルロース系バイオマスのメタン発酵前処理
(一般の部)
- 片岡尚也 (山口大農)
大腸菌による1,3-ブタンジオール生産の効率化
いよいよ夏のセミナー2013も終了の時を迎えました。
若手の会会長 馬場健史先生による閉会の辞
お土産をどうぞ。
全国各地からお集まり頂き、ありがとうございました。
皆様がよき友人と出会え、パワーアップされたことを願っております。
生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー 2013 実行委員
後藤 正利(九州大学)
榊原 陽一(宮崎大学)
井上 謙吾(宮崎大学)
黒木 勝久(宮崎大学)
廣瀬 遵 (宮崎大学)
善藤 威史(九州大学)
田代 幸寛(九州大学)
河邉 佳典(九州大学)
二神 泰基(九州大学)