第2回若手研究シンポジウム~次世代を担う生物工学技術~

総括:

本年もセルプロセッシング計測評価研究部会主催・第2回若手研究シンポジウム~次世代を担う生物工学技術~が2010 年7 月4 日(13:00~15:30)、倉敷シーサイドホテル(岡山)で開催されました。本年は、博士課程学生4名、博士研究者2名の候補者と共に、約20名の全国各地の若手研究者が集い、研究発表と活発な研究討論を行いました。昨年に引き続き、本年も全国からの応募があり、「動物細胞」というキーワードのもと、大変優れた研究成果が若手研究者によって発表されました。どの若手研究者も豊富な研究データと共に、高い新規性・オリジナリティーを持ったテーマを展開しており、その発表の姿は今後の生物工学を支える次世代としての風格を感じさせるものでした。議論は充分な時間をとって行われたため、通常の学会本会とは全く異なる、シビアで本質的な議論がなされ、参加研究者の方々にとっても大きな刺激となったことと思われます。

結果、下記2名の若手研究者が厳正な審査の上、研究部会代表として徳島大学・大政健史教授より。Young Researcher's Award(研究奨励賞)を表彰されました。本シンポジウムに参加された若手研究者の方々の今後のさらなるご発展を祈念しております。

H22(2010)年度 Young Researcher's Award(研究奨励賞)受賞者:

  • 博士課程部門: 堀江 正信 さん (九州大学 工学研究科)
  • 博士研究者部門: 柳原 佳奈 さん(福井大学 産学連携本部)

 

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