バイオインフォマティクス相談窓口
バイオインフォマティクス相談窓口
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・窓口利用の流れ
・相談窓口 委員名簿
・投稿フォーム
バイオインフォマティクス解析は高度な専門知識を要し、さらにターゲットや目的によってその方法論が多種多様である。そのため、近隣に詳しい人が居ない等の理由により独力で問題解決に当たる必要がある初学者は、独学に適した書籍などの情報や専門家が集うコミュニティを自力で探す必要があった。また各種バイオインフォマティクス技術の専門家は必ずしも生物工学分野の人材であるとは限らず、その場合には目的やニーズの相違やコミュニケーションの問題を解決する必要が生じる。
そこで当部会では、各種のバイオインフォマティクス解析手法に精通した生物工学研究者からなる相談部会を設置し、相談窓口を通じて相談者の課題解決に対して様々な支援を行う。
相談窓口利用の流れ 概要
1)相談内容の投稿
相談者は相談窓口フォームに相談内容の入力を行います。相談内容の秘密保持のため、この内容は運営委員全員には送付されず、まず幹事会が受理します。
2)担当委員の選定
相談内容や相談者と委員との利益相反関係の有無に基づき、幹事会が担当委員を選定します。担当してもらいたい(orもらいたくない)委員を提示していただければ、選定時に考慮させていただきます。
3)相談対応
担当委員が相談内容に対応します。現在我々が想定している相談内容は、たとえば以下のようなものがありますが、相談内容はこれに限定するものではありません。何でもお気軽にご相談下さい。
相談内容の例
・〇〇解析をやってみたいが/ためしにやってみたが、××という問題が起こってしまいうまくいかない/どの方法が適切なのかわからない/これで正しいのかわからない
・〇〇〇〇のような実験を行ったが、これをどのように解析したらよいのかわからない
・じっくりと〇〇解析をする必要に迫られているが、いっしょにやってくれる人はいないか?/色々詳しく教えてくれないか?
・〇〇技術についての情報収集をしたいが、どこかに良いコミュニティはあるか?
4)一般部会員メーリングリスト
一般部会員としてご加入いただくことにより、当部会が運営するメーリングリスト(ML)をご利用いただくことが出来ます。ML上で解析方法などに関して情報を収集したり、広く議論することも可能です。
相談窓口 構成員名簿
幹事会 | 堀之内 貴明(産総研・人工知能研究センター) 兒島 孝明 (名城大・農) 蟹江 慧 (近畿大・工) |
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相談担当委員 (順不同) | 堀之内 貴明(産総研・人工知能研究センター) 兒島 孝明 (名城大・農) 蟹江 慧 (近畿大・工) 加藤 竜司 (名大院・創薬科学) 中杤 昌弘 (名大院・医) 牧野 智宏 (第一三共(株)) 松田 史生 (阪大院・情報科学) Jasmina DAMNJANOVIC (名大院・生命農学) 宮本 義孝 (国立成育医療研究センター) 今中 洋行 (岡山大院・自然科学) 青木 航 (京大院・農) 相馬 悠希 (九大・生体防御医学研究所) 戸谷 吉博 (阪大院・情報科学) 大野 聡 (東大院・理) 豊島 正和 (神戸大院・工) 原 啓文 (東大院・農) 馬場 保徳 (石川県大・生物資源研) 津川 裕司 (東京農工大・工) 小野 直亮 (奈良先端大・データ駆動型サイエンス創造センター) 前田 和勲 (九州工業大・若手研究者フロンティア研究アカデミー) 岡橋 伸幸 (阪大院・情報科学, 理研・IMS) |
外部アドバイザー | 関口 達也 (前橋工科大・生命情報) |
免責事項
相談窓口をご利用される前に、必ずお読みください。
・相談窓口をご利用される場合は、この免責事項に同意されたものとみなします。
・相談窓口を利用することによって生じたいかなるトラブルおよび損失、損害に対しても、当部会は一切責任を負いません。
・当部会に所属する運営委員は相談内容に対して万全を尽くしますが、必ずしも相談者のご希望に沿う結果を保証するものではありません。
・相談窓口は、予告なしに内容を変更または削除することがあります。
生成系AIの使用について
部会では、バイオインフォマティクス相談窓口における生成系AIの使用に関する基本方針を作成しております。詳細はリンク先の記事をご覧ください。
お願い
当該研究分野の発展を目的とし、当部会を構成する幹事会、担当委員は無償で部会運営にあたっております。研究分野への持続的な貢献や、当部会をより良いものにするために、活動実績が示されることは大きな意味を持ちます。相談窓口の利用にあたっては、以下にご協力下さると幸いです。
- 相談窓口を通じて得られた知見などが具体的な研究結果へとつながる見込みとなる場合、研究結果の帰属を担当委員と協議して下さい。
- 成果発表時には、謝辞に日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会(英語表記:Bioinformatics Consultation Forum, The Society for Biotechnology, Japan)の協力を得たことを明記して下さい。また、成果発表時には部会までご一報いただけると助かります。
- 表記例
【英文】This work was supported by Bioinformatics Consultation Forum, The Society for Biotechnology, Japan.
【和文】本研究は日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会の協力を受けたものです。
- 表記例
- 学生の方が相談窓口を利用する場合は、所属機関における教育との兼ね合いや成果の取扱に関する協議が必要となる場合がありますので、指導教員等の了承を得たうえでご利用下さい。
よくある質問FAQ – 相談窓口について
Q. どこまでのことを対応してもらえるのか?
↓
A. 相談内容に依りますが、担当委員と直接やりとりをしていただき、同意が得られる範囲であれば制限はありません。単純な技術的な質問、たとえば「〇〇が正しく実行されない」といった内容なら、それが達成されたら相談は終了になるかと思います。あるいは「〇〇という研究を遂行したい」ということであれば、担当委員との共同研究として発展させていただけると、当部会としても喜ばしい限りです。
Q. どのような分野、目的、技術内容の相談でも対応してもらえるのか?
↓
A. 当部会が擁する担当委員が可能な限り対応をいたします。もちろん、バイオインフォマティクスと一言で言っても非常に広範な内容を含みますので、どの担当委員もフォローしきれないような物も数多くあるかと思います。その場合も、課題解決が可能だと期待される他の研究者を紹介する等、できる限りの努力をします。
Q. 相談窓口の利用にあたり、秘密保持契約を締結したい。
↓
A. 投稿フォーム最下部の備考欄にその旨をご記入下されば対応します。その場合、初回に投稿フォームを利用する際は、幹事会に示しても良い内容のみをご記入下さい。