International Seminar on Establishment of Sustainable Industry Coexisting with Environmental and Biodiversity

下記の通り、「環境および生物多様性保全と共存する持続的産業の確立」に関する国際セミナー(International Seminar on Establishment of Sustainable Industry Coexisting with Environmental and Biodiversity)を開催いたします。

ボルネオ島は世界有数の豊かな自然環境と多様な生物の宝庫として評価されています。一方、パームオイル産業におけるプランテーション拡大など、環境および生物に対する影響が危惧されています。従って、環境保全および生物多様性と共存しつつ持続的な産業を確立する課題に直面しています。

本セミナー(英語による講演)では、マレーシア・サバ大学(Universiti Malaysia Sabah [UMS])および九州大学大学院農学研究院を主とする国際共同研究の最新の研究成果が発表されます。特に、ボルネオ島における環境および生物多様性に関する研究を精力的に進めてこられたUMS熱帯生物および保全研究所(Institute for Tropical Biology and Conservation [ITBC])所長Charles S. Vairappan教授による特別講演が行われます。

環境、生物多様性、バイオマス、ボルネオ島などをキーワードとする研究に興味のある方のご来聴を心より歓迎いたします。

日時:2017年2月8日(水) 15:00~16:30

場所:九州大学農学部5号館211室 (福岡市東区箱崎6−10−1)

主催:九州大学大学院農学研究院土壌環境微生物学研究室

共催:日本生物工学会九州支部バイオマス循環利用研究部会

演題と演者 (予定):

  1. Green Bioindustry with Palm Oil Production and Biodiversity Conservation in Malaysia
    …Prof. Kenji Sakai (Fac Agric, Kyushu Univ)
  2. Study on Environments and Biodiversity in Tropical Rainforest of Borneo, Malaysia
    …Prof. Charles S. Vairappan(ITBC, UMS, Malaysia)
  3. Utilization of Novel Multifunctional Bacteria Isolated From Oil Palm Cocompost for Plant Growth Enhancement and Waste Recycling
    …Mr. Clament Fui Seung Chin(1Fac Agric, Kyushu Univ; 2UMS)
     

問合せ:九州大学大学院農学研究院 田代幸寛(