(公社)日本生物工学会 東日本支部 主催

平素より日本生物工学会東日本支部の活動にご協力いただきましてありがとうございます。

さて、東日本支部主催の第17回学生発表討論会が下記のように開催されますので、ご案内申し上げます。 昨年、一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインでの開催を余儀なくされました。オンラインでの開催で得られたものも多くありましたが、やはり、対面での直接の議論に勝るものはありません。社会においてもウィズコロナで充分な対策を行いつつ各種活動が再開されていることから、今年度は宿泊なし、半日間の対面形式で開催いたします。

「学生発表討論会」は、皆様のご協力をもちまして毎年、活発な討論が交わされて東日本支部の恒例名物企画となり、参加した学生からも高い評価を頂いております。当日は、今年度の日本生物工学会「飛翔賞」受賞者にも講演いただきます。

本討論会は、既に社会で活躍されている先輩方から、学生への意識や経験の伝承にも重きを置いてきました。また、本討論会開始当初からの理念に基づき「頑張っているのだけれども学会本大会で発表するほどの成果にまで至っていない」という学生さんの発表も歓迎いたします。 大学進学率が60%に達している今日、企業・研究所の方々と学生が直接、深い討論をできる本発表討論会は、社会人の側からも最近の学生の意識を知る貴重な機会として評価いただいております。近頃の学生に一言いいたいという企業の皆様も、ぜひご参加ください。

日時

2022年11月2日(水)13:00~18:30

場所

東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)
西講義棟1 3階W531講義室(レクチャーシアター
大岡山駅(東急大井町線・目黒線)より徒歩8分

開催趣旨

「研究室の中だけではみえない世界に飛び込もう!」
自分の研究をネタに、企業の研究者とじっくり話してみませんか?

~日本生物工学会東日本支部 第17回学生発表討論会のご案内~

「自分の研究の進め方って、企業の人から見たらどうなんだろう?」
「企業での研究ってどんなもの?」
「学生のうちに身につけておかなければならない能力は?」

学生の皆さん、このような疑問を、社会人に直接ぶつけてみませんか? 就職や進学を考えている皆さんの研究内容の発表を通じて、バイオ関連の様々な分野で活躍する先輩方がアドバイスをしてくださいます。

研究発表といっても、学会のようなまとまったデータは必要ありません。もちろん、学会で発表した内容そのままを持ってきても構いません。一方、まだ途中の段階でも、うまくいっていなくて滞っているようなものでも歓迎します。むしろ、そのようなうまくいっていない時にどう考えたらよいか、研究室の外に出ればヒントが見つかるかもしれません。

研究発表会の後には、社会人との自由討論会も企画しています。企業の研究ってどういうもの? 社会人になって必要とされる能力は? のような、皆さんの将来に関する疑問など、研究室ではなかなか聞けないことを質問するチャンスです。

学生の皆さんの参加をお待ちしております。

社会人、大学教員の皆様の参加も、もちろん歓迎いたします。本討論会は社会人の参加があってはじめて成り立つ会ですので、 社会人の皆様にお願いすることを明文化いたしました(下記「社会人の皆様へ」をご覧ください)。 東日本支部会員の皆様のご理解ご協力を賜りたくお願い申し上げます。特に、過去にこの「学生発表討論会」に学生として参加した社会人の方のご参加を、心よりお待ちしております。

過去16回の「学生発表討論会」では、参加した学生の皆さんから「企業の研究者からの研究への助言が大変参考になった」「企業の研究者や大学教員から自分の将来を考えるのに役立つ話を聞けた」「他大学の様々な研究が聞けて貴重な体験になった」等、好評をいただいております。

内容についての詳細は、以下のURLより、生物工学会誌2010年第88巻第1号のBranch Spirit欄に掲載しました記事をご覧ください。
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8801_branch_spirit.pdf

定員

学生10名、教員・社会人40名程度。
(※9/29更新、学生は定員に達しましたので、申込みは締め切らせて頂きました。)
(定員になり次第、締め切らせて頂きます。学生の参加者は全員、研究発表をしていただきます。相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いいたします。人数に限りがありますので、広く交流を図る目的から学生さんはなるべく1研究室あたり2名程度までの申し込みにご協力下さい。 学生単独での参加も可能ですが、必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。 また、特許に係る情報を含むプレゼンテーションには対応できませんので、ご了承ください。)

プログラム

プログラム予定

※当日の会場では新型コロナウイルス感染症予防の観点から、参加者にはマスクの着用と手指消毒をお願いします。また各参加者席の間隔を大きく取り、会場内の換気を行います。
※当日の詳細などについては、参加申込者に対し、順次お知らせする予定です。

11月2日(水)
12:30受付
13:00開会の辞
13:05

日本生物工学会飛翔賞受賞者講演
(講演題目未定)
南茂 彩華(横浜国立大・院)

13:45研究発表会(1):
口頭発表5名[(発表10分+質疑10分)×5]
15:25休憩
15:35研究発表会(2):(同上)
17:15自由討論会
18:20閉会の辞
18:30終了

「学生発表討論会」は、 三つのプログラムから構成されます。

<研究発表会>では参加学生全員に、自らの研究内容について、パワーポイントを用いてプロジェクタにて発表していただきます。 他大学の研究者・学生や企業等の研究者など様々な視点から助言をもらうことで、井の中の蛙から脱却するきっかけをつくることがこの会の目的の一つです。 従って、 一度学会で発表したものや、まだデータが出ていないもの、全然うまくいっていないものでも構いません発表時間は1名あたり10分間(+質疑10分間)を予定しています。全体の発表時間は限られておりますので、学生さんは10名限定です!! 申し訳ないのですが先着順で受付させていただき、枠が埋まった時点で学生さんの申込みを締め切らせていただきます。研究発表では研究室外の人にも実験の背景や目的、進捗状況などをわかりやすく説明することを心掛けて、スライドを用意してください。(PCはこちらでも用意しますが、持参等については申込後に確認します。)

<自由討論会>では、企業・独立行政法人・大学等で社会人として研究・開発に携わっている先輩方と、学生時代や現在の経験談、企業で必要とされる能力や研究の心得など様々なことについて、緊密かつ自由に語り合 語り合います。ふだんなかなか知ることのできない、企業人や大学教員の経験や知識に触れるチャンスです。

<受賞者講演>では、本年度の日本生物工学会「学生優秀賞(飛翔賞)」受賞者による講演を行います。「飛翔賞」は、 生物工学の分野で将来活躍することが期待される優秀な大学院生に対し日本生物工学会から授与される賞です。
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)(日本生物工学会ホームページ)

社会人の皆様へ

本討論会では、企業・法人ならびに国公立研究機関に所属する方(大学教員は含まない)を「社会人」と表記させていただきます。

本討論会では、社会人参加者のうち希望される方に対し、日本生物工学会東日本支部長名にて学生教育のために下記のご協力をお願いする旨の依頼状を発行いたします。

  • 参加学生の研究内容発表に対し、学術的視点のみならず産業的視点から、研究の道標や出口設定に関する建設的な質問・助言を行うことで、将来の生物工学分野の産業・研究発展に貢献しうる視野を有する若者の育成の支援を行う。
  • 自由討論会等の場面において、社会人としての心構え等も含めた自身の経験や知識を伝授し、若者が自らの道を切り開いていくためのロールモデル構築を為すための一助となる。
参加申込

10月14日(金)までに、
1) 氏名
2) 一般会員(大学教員以外)/一般会員(大学教員)/学生会員/学生非会員の別
3) 所属(学生の場合は学年も)
4)連絡先E-mail(必要連絡はすべてE-mailで行います)
5) その他連絡事項(社会人で依頼状をご希望の方はお知らせください) 

を記入の上、件名を「第17回学生発表討論会申込」として、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。
(※9/29更新、学生は定員に達しましたので、申込みは締め切らせて頂きました。)
要旨集作成のため、学生の方には、参加申込締切後に簡単な要旨(500字程度)を作成して頂きますのであらかじめご承知おきください(要旨〆切は10月21日を予定しています)。

参加費

学生会員、学生非会員、一般会員(大学教員・社会人) ともに無料

大学教員・社会人の皆様には、研究発表会での学生の発表に対する様々な視点からのご指摘や、自由討論会での積極的なアドバイスをお願いします。

申込先

日本生物工学会東日本支部 第17回学生発表討論会
担当 大槻隆司(山梨大学大学院医学工学総合研究部生命環境学域)
E-mail

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