幹事学会として、日本生物工学会が今後のJABEE活動に果たす役割には大変大きいものがあります。JABEE審査における実際的な運営を取り仕切ることはもちろんですが、学会として、我が国の生物工学技術者教育の向上に理念や将来構想を含めて益々積極的に、また主導的にかかわっていかなければなりません。そのため、日本生物工学会JABEE委員会では、

  1. 生物工学分野の試行審査や本審査の実施
  2. JABEE啓蒙活動
  3. JABEE審査員の養成
  4. 生物工学会主催のJABEE審査員研修会の開催
  5. 他学会主催の審査員研修会への講師派遣
  6. 技術士ならびに技術士会との連携
  7. 大学院JABEEについての情報収集、学習会の開催

など、多面的な活動を展開しています。例えば啓蒙活動の一環としては、これまでに、生物工学会誌に、JABEEについての啓蒙記事を連載しました。また、2004年の日本生物工学会においてミニ講演会を、また、2005年は生物工学教育委員会との共催で「JABEEと生物工学教育、現状とその将来展望」と題するシンポジウムを開催致しました。審査員の養成については、それまで他学会に頼っていたものを、2003年の11月に初めて日本生物工学会の主催(JABEE、日本工学教育協会、化学工学会、農学会協賛)で、北九州市北九州国際会議場会議室において開催し、翌年の2004年にも、大阪大学中之島センターで、第2回目の審査員研修会を主催しました。また、JABEE本部委員会委員(PDF)はJABEE本部のいろいろな委員会に出席して意見を述べたり情報を収集したりしています。

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