修了生が修得すべき知識・能力
  1. 応用数学に関する基礎知識、もしくは生物工学に係わる情報処理技術の応用に関する能力
  2. 本分野の主要領域(生物学、生物情報、生物化学、細胞工学、生体工学、生物化学工学、環境生物工学)のうちの二つ以上、あるいはそれらの複合した領域を修得することによって得られる知識、およびそれらを工学的視点に立って問題解決に応用できる力、すなわち
  • 専門知識・技術
  • 実験を計画・遂行し、得られたデータを正確に解析・考察し、かつ説明する能力
  • 専門的な知識および技術を駆使して課題を探求し、組み立て、解決する能力
  •  本分野に携わる技術者が経験する実務上の課題を理解し、適切に対応する能力と判断力

 

教員 技術士等の資格を有するか、または教育内容に関わる実務について教える能力を有する教員を含むこと。

この分野要件を決めるにあたってはいろいろな議論がありました。例えば、生物工学が関連している分野は、工学だけではなく、農学、水産学、生物資源科学などいろいろな学部にまたがっており、その中には、生物工学という名前が付いた分野(例えば水産生物工学)もかなりあるとの指摘から、そうした分野の教育プログラムが生物工学分野で受審することも想定して、分野要件はできる限り広い分野を包含できるように考慮しました。しかし、一方では、生物工学分野の特徴を持たせることが重要であるとの認識から、数学や応用数学など、工学に必須の学問分野を分野要件に含めました。

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