ご挨拶
本大会は開催中止となりました。
2020年9月2日(水)から9月4日(金)の3日間にわたり、第72回日本生物工学会大会が、「杜の都」仙台の東北大学川内北キャンパスにて開催されます。大会の初日(9月2日)の午前9時からマルチメディア教育研究棟ホール(M206号室)で各賞の授賞式と受賞講演を、また午後6時半から仙台国際ホテルにて懇親会を開催いたします。一般講演とシンポジウムは、9月2日の午後から9月4日までの3日間、連日開催される予定です。
本大会では、一般講演の発表形式は口頭発表のみとなりますので、発表者は各自のノートパソコンをご持参下さい。本大会のプログラム編集委員会では、特に注目に値する演題を選定してトピックス集として公開させていただきますとともに、大会実行委員会から記者発表を行い、報道各社、協賛企業その他に広くPRさせていただく予定です。さらに、選ばれたトピックスの中から「トピックス賞」を何件か選定し表彰する予定です。
今年も会員の皆様から多数のシンポジウムをご提案いただき、本部企画3件、公募企画21件の計24件を開催する運びとなっております。採択されたシンポジウムはどれも、誠に時宜を得たまさにcutting edgeなテーマを取り扱うものばかりで、熱い活発な議論が展開されるものと期待しております。また、ランチョンセミナーでは、研究開発を活発に行っておられる企業様の製品・機器に関する最新情報をご提供いただく予定です。さらに、毎回好評いただいている恒例の企業展示は、連日、会場と同じ建物内の講演会場に至近のオープンスペースにて実施いたします。
日本生物工学会大会ではこのところ、企業人から若い世代への産の心と技術の継承を目的としたイブニングセッションが開催され、たいへん好評を博しています。本大会でも産学連携委員会のご支援を得て、同様な趣旨によるイブニングセッションを企画しております。この企画は、生物工学若手研究者の集いが毎年開催している総会・交流会に合体させて行うもので、9月3日(第2日目)午後の一般講演・シンポジウム終了後、同じ川内北キャンパス内にある「キッチンテラスCouleur(クルール)」にて開催します。多数の企業からプレゼンターをお呼びし、各社の独自技術やそのこだわりを学生の皆さんにポスター等でアピールいただき、若い世代の学生・研究者が社会人と交流し議論する場を提供いたしますので、奮ってご参加下さい。
本大会の会場となる東北大学川内北キャンパスは、JR仙台駅から仙台市地下鉄東西線で7分の川内駅から歩いてすぐの好立地にあります。一般講演・シンポジウムの会場や企業展示会場は、つながった1つの建物内に集約されています。また懇親会は、2008年の仙台大会(第60回大会)の懇親会で大好評であった仙台国際ホテルで行いますので、是非ご期待下さい。大会の成功に向け、北日本支部の会員で構成する大会実行委員会が大会を円滑に運営すべく万全の体制で準備を進めております。是非とも本仙台大会へのご参加をお願いいたします。
2020年3月
第72回日本生物工学会大会
実行委員長 中山 亨(東北大学大学院工学研究科)