表記例会ならびに懇親会を下記の通り開催いたしますので,多数ご参加下さい.

主催:日本生物工学会関西支部

日時 2009(平成)21年1月30日(金)13:30- 18:00
場所 白鶴株式会社本社
(〒658-0041神戸市東灘区住吉南町4丁目5番5号TEL 078-822-8910
見学 白鶴酒造株式会社 本社3号工場,酒造資料館 15:30~16:20
懇親会 白鶴酒造株式会社  本社 16:30~18:00
定員 70名(定員になり次第締め切ります)
参加費 1,000円(学生無料)(当日会場にてお支払い下さい)
懇親会費 2,000円(学生1,000円)(当日会場にてお支払い下さい)
申込み方法 氏名,連絡先,TEL,懇親会の出欠を明記の上,下記宛にお申し込み下さい.
問合せ先 〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1-1
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
(社)日本生物工学会 関西支部庶務担当
炭谷 順一
TEL. 072-254-9466  FAX. 072-254-9921
E-mail:


講演

13:30 - 15:20

「如何にして農薬の安全性は担保されているか?」 (日本農薬株式会社 総合研究所 元場 一彦)
 今日,食品の安全性,特に残留農薬に関連するニュースを目にしない日がないほど,多くの情報が氾濫するなか,基準値を超過する残留の認められた工業用米(事故米)を食用に偽装・転用する事件が起こり,食の安全性への不安は高まる一方である.また,食品売り場,商品パッケージ,広告等には「無・減農薬栽培」を強調するメッセージも多く認められ,一般には残留農薬は危険なものと認知されている,あるいは認知するべく刷り込みが行われている.では本当に残留農薬は危険なのであろうか? その基準値は如何にして設定されているのであろうか? 安全性は担保しえるのか? これらについて,前記の事故米での事例を交え,解説を試みる.
 


「真核微生物のRNAスイッチについて」 (白鶴酒造株式会社 研究開発室 山内 隆寛)
 

近年,RNAが遺伝子制御のスイッチの役割を果たしていることが知られ,RNAiなど人工のRNAによる遺伝子制御法も開発されている.我々はチアミンピロリン酸が結合することで遺伝子発現を制御するRNAスイッチ(リボスイッチ)を麹菌より見出した.本リボスイッチはイントロンのスプライシング部位を変化させることによって遺伝子発現を制御しており,真核生物に特徴的な遺伝子制御機構を有している.講演では麹菌リボスイッチの遺伝子制御機構と,その制御機構を利用した新規人工リボスイッチについて紹介する.

交通案内 

  • 阪神住吉駅から徒歩5分
  • 阪神御影駅(特急停車駅)から徒歩約10分
  • JR住吉駅から徒歩15分
     

懇話会会場案内図

 

白鶴酒造map

 

 

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