『動物細胞培養で求められる安心・安全:見直される水産品』

セルプロセッシング計測評価研究部会・日本動物細胞工学会共催

2010年大会シンポジウムのページはこちら

  • オーガナイザー: 寺田 聡(福井大院・工)・藤原 政司(北大院・工)
  • 開催日時: 2010年10月28日 9:00~11:30
     
  • 開催場所:

ワールドコンベンションセンターサミット
宮崎シーガイア
〒880-8545 宮崎県宮崎市山崎町浜山

  • シンポジウム概要:

抗体医薬など医薬生産手段として、さらにハイブリッド型人工臓器、再生医療 など移植用細胞調製手段として、動物細胞培養の重要性が一層増している。動物 細胞の産業利用をはかるべく、細胞培養の品質 管理・品質保証システムが急務と なっている。このような課題に取り組むべく、若手の育成とバトンタッチを視野 に入れて「セルプロセッシング計測評価研究部会(高木睦会長・北大)」が、 2009年5月に設立された。

そこで、本研究部会の主催でシンポジウムを開催し、若手と産業界からの演者を 交えた講演を通じて産学官の多様な生物工学会員が最新成果の発表と活発な討論 を行い、他の産業(水産業)をも巻き込んだ動物細胞の産業利用を進める。

 

  • シンポジウム内容:

    1. 伊藤 丈洋  株式会社細胞科学研究所
     「細胞培養液の現状と安全性について」
     (座長 加藤竜司)

2. 藤原 政司 北海道大学
 「魚血清を用いた動物細胞培養」
 (座長 小川亜希子)

3. 土井 広幸 中外製薬株式会社
 「Hy-Fish(カツオ加水分解物)を使用したアクテムラ原液製造培養工程の開発」
 (座長 寺田聡)

4. 柚木 俊二 東京都立産業技術研究センター
 「魚類コラーゲンを用いた細胞培養基材の開発‐応用研究の進展と再 生医療支援‐」
 (座長 藤原政司)

5. 柳原 佳奈 福井大学
 「クラゲ由来コラーゲンを用いた動物細胞の培養」
 (座長 藤原政司)

6. 佐藤 正人 東海大学 医学部
 「クラゲ因子を用いた変形性関節症治療」
 (座長 寺田聡)

 

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